シンクロデュエットTRで乾・三井ペアが銅 4大会ぶりのメダル

[ 2015年7月27日 00:42 ]

デュエット・テクニカルルーティン決勝で演技する乾(左)、三井組

 水泳の世界選手権(ロシア・カザニ)は大会3日目の26日、シンクロナイズドスイミングのデュエット・テクニカルルーティン(TR)決勝が行われ、予選3位の乾友紀子(24=井村シンクロク)、三井梨紗子(21=東京シンクロク)の日本ペアが92・0079点で3位に入り、07年以来4大会ぶりのメダルを獲得した。

 予選では90・3504点でウクライナをかわしての3位につけた日本ペアは、乾が「できることがいっぱいある」、三井も「最後の最後まで勝負」という言葉通りの演技を見せ、ライバルのウクライナを0・3309上回って3位に入った。

 12年ロンドン五輪覇者のナタリア・イーシェンコ、スベトラーナ・ロマシナ組(ロシア)が95・4672点で優勝した。黄雪辰、孫文雁組(中国)が93・3279点で2位だった。

 ▼三井梨紗子の話 井村先生を信じて、ここまで泳ぐことができた。表彰台に上ったときは訳が分からなかったが、先生にメダルをかけて(メダル獲得を)ちょっと実感した。

 ▼乾友紀子の話 やっとメダルを頂けた。(井村)先生についてきて2人で、しっかりこうやってメダルを手にすることができて言葉にならない。

続きを表示

この記事のフォト

2015年7月27日のニュース