錦織 4大大会での棄権は3回…ウィンブルドンは08年以来2度目

[ 2015年7月2日 05:30 ]

08年ウィンブルドン1回戦、棄権(AP)

ウィンブルドン選手権第3日

(7月1日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 <錦織棄権アラカルト>

 ☆08年ウィンブルドン 世界103位で4大大会デビュー戦を迎えた錦織は、1回戦で53位ジケル(フランス)と対戦。6―4、5―7としたが、大会前に腹筋を痛めたことが影響して「痛くてもう我慢できなくなった」と第3セット第1ゲームの途中で棄権。「もったいない。トレーニングで鍛えていくしかない」と無念さをにじませた。

 ☆10年全米オープン 予選から勝ち上がった世界147位の錦織は1回戦は69位コロレフ(カザフスタン)が途中棄権。2回戦は13位チリッチ(クロアチア)から金星を挙げたが、3回戦の23位モンタニェス(スペイン)に2―6、1―2となったところで左太腿を痛め「だまして勝てる相手ではない」と棄権。

 ☆11年全米オープン 世界46位の錦織は1回戦で108位のチポーラ(イタリア)に4―6、2―6とされたところで腰痛のため棄権。試合勘を取り戻すため、直前まで2週連続で試合に出場したことが裏目に出たが「出なければ良かったとも思うけど、それは結果論」と振り返った。

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