ピアース、格安オファーもクリッパーズと合意 NBA・FA交渉解禁

[ 2015年7月2日 16:28 ]

 NBAのFA交渉が1日に解禁。18季目を迎えたウィザーズのポール・ピアース(37)は3年1000万ドル(約12億3000万円)という格安オファーながらクリッパーズとの契約に合意。セルティクス時代の08年にともにファイナル制覇を達成しているク軍ドック・リバース監督(53)と再び“合体”することになった。

 去就が注目されていたキャバリアーズのケビン・ラブ(26)は5年1億1000万ドル(約135億円)前後のオファーに合意してキ軍に残留。元米国代表センターで昨季マーベリクスに在籍したタイソン・チャンドラー(32)はサンズと4年5200万ドル(約64億円)で契約に合意した。

 ホークスのフォワード、ディマーレ・キャロル(28)はラプターズに移籍。ファイナル優勝に貢献したウォリアーズのフォワード、ドレイモンド・グリーン(25)は5年8500万ドル(約105億円)で新たな契約を締結し、デビューから3年で得ていた総年俸(360万ドル)から23・6倍増となった。

 ブルズのジミー・バトラー(25)は5年9000万ドル(約111億円)で契約を延長してチームに残留。なお正式契約は今季のサラリーキャップ(年俸上限)の金額が発表される9日からで、合意した内容から総額が増える可能性も残されている。

 10球団が獲得に動いているトレイルブレイザーズのフォワード、ラマーカス・オルドリッジ(29)はこの日に結論は出さなかった。

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2015年7月2日のニュース