新大関・照ノ富士、横綱に勝ち越しも「調子は上がっていない」

[ 2015年7月2日 19:10 ]

朝稽古で日馬富士を寄り切る照ノ富士 (左)

 大相撲の名古屋場所(12日初日、愛知県体育館)で2場所連続の優勝を狙う新大関・照ノ富士(23)が2日、名古屋市内の伊勢ケ浜部屋で朝稽古を行い、横綱・日馬富士に勝ち越した。

 最初の2番は連敗を喫したものの、その後は右肘手術の影響が残る横綱をがっちりつかまえて寄り切る相撲を連発し、6番取って4勝2敗だった。

 この日は横綱の他にも新三役・宝富士、幕内・誉富士らとも胸を合わせ、計29番で22勝7敗と大きく勝ち越し。それでも、6月中旬に右ふくらはぎにうみがたまる炎症の蜂窩(ほうか)織炎を患って4日ほど土俵での稽古を休んだ影響を感じているようで「(調子は)上がっていないよ」とコメントは控えめだった。

続きを表示

2015年7月2日のニュース