渡嘉敷、ＷＮＢＡ開幕メンバー入り　萩原、大神に続き３人目

渡嘉敷来夢（ＮＢＡＥ提供）

　バスケットボールの米女子プロリーグ、ＷＮＢＡのシアトル・ストームに加入した渡嘉敷来夢（２３）が４日に発表された最終登録メンバーの１２人に入った。萩原美樹子、大神雄子（トヨタ自動車）以来３人目のＷＮＢＡ日本選手。

　背番号は「７」。身長１９２センチで日本代表のエースの渡嘉敷は、オープン戦の２試合でともに途中出場だったが、攻守に存在感を発揮していた。記者会見で「うれしい。ほっとした気持ちと同時に、やっとスタートラインに立てて、ここから新しいバスケットボール人生が始まると思っている」と笑顔を見せた。

　チームは６日に本拠地シアトルで初戦を戦い、９月１３日までのレギュラーシーズンでプレーオフ進出を争う。リオデジャネイロ五輪の予選を兼ねたアジア選手権（８月２９日～９月５日・武漢＝中国）では、日本代表に合流する予定。

　▼渡嘉敷来夢の話　（オープン戦は）外からのシュートでの得点が多かったので相手が対応してくると思う。もう少し自分のバリエーションを出し、体を強くしたい。たくさんの人が自分を助けてくれるので恩返しをコート上でしたい。（共同）