中学男子で遠藤がＶ「全国で優勝を」　女子は大田ビックリ初Ｖ

男子優勝の遠藤（左）と女子優勝の大田

スポニチ主催平成２７年度全国高校ゴルフ選手権東北大会・東北中学校ゴルフ選手権大会第１日

（6月4日 青森県階上町　八戸カントリークラブ　高校男子＝６８１７ヤード、高校・中学女子＝６０９２ヤード、中学男子＝６６６８ヤード、いずれもパー７２）
　中学男子は遠藤銀河（福島・中央台南３年）が６オーバーの７８、同女子は大田紗羅（福島・小名浜二３年）が５オーバーの７７で回り、ともに初優勝。男子は上位５人、女子は同３人が８月の全国大会（山口・宇部７２ＣＣ）の出場権を手にした。２日間で争われる高校男子は米沢蓮（岩手・盛岡中央１年）、同女子は佐久間梨々子（宮城・東北２年）がともに７３で首位発進した。

　＜中学男子＞２打差で優勝した遠藤は「優勝という感じがしない。風が強くて良いところが何もなかった。スコアも納得していない」と２バーディー、８ボギーのトータル７８、６オーバーでの優勝にも反省が口をついた。昨年は出場権を逃した全国大会へ向け「ショットやパットを一つ一つしっかり練習して優勝を目指したい」と意気込んだ。

　＜中学女子＞１２年世界ジュニアで２位に輝いたこともある大田が優勝。「パットに集中できなかったり大変だった」と最大約１５メートルもの強風が吹く悪コンディション。「叩いちゃったので駄目だと思った」と５オーバーでの優勝に驚きを見せた。中学時代の目標の一つに掲げた東北女子アマ優勝は昨年達成。もう一つの目標に掲げた全国制覇へ向け「しっかり練習して優勝できるように頑張りたい」と決意を語っていた。