ホークス、競り勝ち!本拠移転後初の東地区決勝進出に王手

[ 2015年5月14日 15:06 ]

決勝のシュートを決めたホークスのホーフォード(AP)

 NBAは13日に地区準決勝の2試合を行い、東地区1位のホークスは地元アトランタで5位ウィザーズに82―81(前半41―47)で競り勝って3勝2敗。セントルイスからアトランタに本拠を移した1968年以降としては初となる東地区決勝進出にあと1勝と迫った。

 試合は大熱戦。第4Qに入ってウィザーズが連続8点を奪って優位に立てば、ホークスは6分すぎから連続14点をマークして反撃した。ウィザーズは第3戦で劇的なブザービーターを決めたポール・ピアース(37)が残り8・3秒にこの日3本目の3点シュートを成功させて1点をリード。しかしホークスはチーム最多の23得点を稼いだセンターのアル・ホーフォード(28)が残り1・9秒、オフェンス・リバウンドをキープしたあとゴール下でシュートを決めてこれが決勝点となった。

 ウィザーズはこのシリーズの初戦で左手首を骨折した主戦ガードのジョン・ウォール(24)が4試合ぶりに復帰して15得点7アシスト。最後の場面でもホークスのデニス・シュローダー(21)のレイアップをブロックしたが、そのボールをホーフォードに拾われて敗れた。

 西地区準決勝では1位ウォリアーズが地元オークランドで5位グリズリーズを98―78(前半49―41)で退けて3勝2敗。39年ぶりの地区決勝進出に王手をかけた。守備のスペシャリスト、グリズリーズのトニー・アレン(33)が左太腿の肉離れで欠場したこともあって第5戦ではオフェンスがうまく機能。シーズンMVPのステフェン・カリー(27)が3点シュート6本などで18得点を挙げれば、スプラッシュ・ブラザーズの相棒、クレイ・トンプソン(25)も21得点をマークした。チームの3点シュート成功率はこのシリーズでは最高の46・7%。第3Qまでに17点差をつけて勝負を決めた。

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