日本バスケ協会 役員大幅減8人に 会長に川淵氏

[ 2015年5月14日 05:30 ]

 日本バスケットボール協会は13日、都内で臨時評議委員会を開き、新役員8人を決定した。会長には国内リーグの改革を進めるタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマン(78)、副会長には日本バレーボール協会評議委員の三屋裕子氏(56)と、元参院議員の小野清子氏(79)が選任された。25人の理事の総辞職を受けて誕生した新体制は理事の数を大幅に減らし、迅速な意思決定を図りながら協会運営の改善を目指す。

 新体制の柱となる川淵氏は「順風満帆で船が動くまでには時間がかかるが、船が勢いよく走り出し、10、20年後には空を飛ぶ勢いになることは間違いないと確信しています」と語った。6月中旬にも国際連盟(FIBA)から科された国際試合停止処分は解除される見込みで今後は代表強化が課題。代表について三屋氏は「しっかりとした育成システムが今は絶対必要。そこの部分のお手伝いをしたい」と将来を見据えた。小野氏は今後のバスケットボールの発展について「市民スポーツの原点は一般の人がいかに関われるかということ。素人考えからの意見も聞いていただけたら」と語った。

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2015年5月14日のニュース