藤田、開幕2戦連続で外国勢Vに危機感、若手発奮に期待

[ 2015年5月14日 05:30 ]

 ベテランが警鐘を鳴らした。日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯(埼玉・太平洋C江南C)開幕を翌日に控えた13日、藤田寛之(45=葛城GC)は18ホールの練習ラウンドで最終調整した。今季は開幕から2戦連続で外国勢が優勝する現状に「強い人が外国人というだけで、日本人のレベルを上げていかなければならない」と危機感を口にした。

 12年に43歳で賞金王に輝いた当時から「40歳を超えた選手がツアーで頑張っているのはどうなんでしょう」と疑問を投げかけていたが、今もその気持ちは変わらず、「自分も世界を回る中で、日本人のレベルは低いと思っている。もう少し志を高く持ってやらないと」と、若手の発奮を期待した。

 もちろん、自身も負けていられない。左肩痛は癒えていないが、中年の星は「素晴らしいコースなので頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。

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2015年5月14日のニュース