石川・吉村組がメダル確定!北朝鮮ペア下す 今大会日本勢初

[ 2015年4月29日 23:47 ]

卓球世界選手権第4、混合ダブルス準々決勝でポイントを奪い、ガッツポーズする吉村(右)、石川組

 卓球の世界選手権個人戦(中国・蘇州)・混合ダブルス4回戦で、石川佳純(22=全農)・吉村真晴(まはる、21=愛知工大)が準々決勝で北朝鮮ペアを4―2で下し、今大会日本勢初のメダルが確定した。日本勢の同種目の表彰台は2大会ぶりで、吉村と石川は世界選手権個人戦で初メダルとなった。

 4回戦では、2年前のパリ大会3回戦で敗れた韓国の李尚洙(イ・サンス)、朴英淑(パク・ヨンスク)組に1―3と崖っぷちに立たされてから3ゲーム連続で奪って準々決勝に進んだ。特に第5ゲームは7―10と追い込まれてから驚異的な粘りを発揮。ここを13―11で取り、息を吹き返した。

 石川は「最後まで粘れて良く称えた。2年前はこういう競る形で負けてしまった」と、興奮冷めやらぬ様子。吉村も「2年前ならありえない粘り勝ちができた」と、胸を張った。

 丹羽・平野早組は4回戦で香港のペアに0―4で敗れた。

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2015年4月29日のニュース