美宇“金メダリスト”を撃破 3回戦は世界ランク1位と対戦

[ 2015年4月29日 12:46 ]

女子シングルス2回戦でポイントを奪い、ガッツポーズする平野美宇

 卓球の世界選手権個人戦の第4日が29日、中国・蘇州で行われており、初出場の中学3年生・平野美宇(15=エリートアカデミー)が女子シングルス2回戦で“金メダリスト”を撃破した。北朝鮮のキム・ジョンは前回パリ大会の混合ダブルス優勝者。第1ゲームからシーソーゲームの連続で、好レシーブを連発。奪ったゲームはほとんどが終盤に逆転する形だった。

 得点は第1ゲームから11―9、11―9、7―11、11―9、15―13。1時間近い熱戦を4―1で制した。精神力の強さには定評がある北朝鮮選手に競り勝ち「精神的勝負に勝てて良かったです」と、あどけない笑顔を見せた。30日の3回戦は世界ランク1位の丁寧と当たる。

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2015年4月29日のニュース