藍「少しずつ前に進めている」パット修正で69、41位も手応え

[ 2015年4月7日 05:30 ]

15番でイーグルを決め、驚きの表情を見せる宮里藍

USLPGAツアー ANAインスピレーション最終日

(4月5日 米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCC=6769ヤード、パー72)
 58位から出た宮里藍(29=サントリー)は第1ラウンドに続いてイーグルを奪って69で回り、通算1オーバーの289で41位で終えた。横峯さくら(29=エプソン)も41位、宮里美香(25=NTTぷらら)は29位、上原彩子(31=モスフードサービス)は35位だった。ブリタニー・リンシカム(29)が通算9アンダーで並んだステーシー・ルイス(30=ともに米国)とのプレーオフを3ホール目で制し、09年以来2度目の大会制覇を果たした。

 15番パー4で宮里が魅せた。残り112ヤードからPWで放った第2打はグリーン真ん中に落ち、ラインに乗ってカップに消えた。「入ったところは見えなかったが、うまく転がってくれた」。初日の11番に続く今週2度目のイーグルに両手を上げて喜んだ。

 初日は1打差2位と好発進したが、3日目に78を叩き失速。それでも3日目に全く入らなかったパットは「うまく修正できたと思うし、早い段階でフィーリングも良くなっている」と手応えをつかんでいる。

 初日のロケットスタートからの失速には「悔しさを感じている」というが「このコースで戦えると感じたことはこの数年で初めて」と収穫も得た。12年以来勝ち星に恵まれていない29歳だが「少しずつ前に進めている」と表情は晴れやかだった。

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2015年4月7日のニュース