高橋さんら華麗な滑りで復興支援「続けていくことに意味」

[ 2015年4月7日 21:06 ]

東日本大震災の復興支援のため行われたアイスショーで、観客の声援に応える高橋大輔さん(右端)ら

 東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートの慈善演技会が7日、神戸市のポートアイランドスポーツセンターで行われ、発起人の高橋大輔さんや趣旨に賛同した世界選手権女子銀メダルの宮原知子選手(大阪・関大高)らが華麗な演技で約2600人の観客を魅了した。高橋さんは映画「思い出のマーニー」の主題歌で滑る演目を初披露した。

 5年連続の開催で、募金や入場料、オークション収益による義援金は前回までで総額1億2千万円を超えた。昨年10月に現役を引退した高橋さんは近く語学留学のために渡米する予定で「僕も次のステップに向かうが、できれば来年もやりたいと思っている。まだまだ復興には時間がかかる。続けていくことに意味がある」と話した。

 フィナーレでは村上佳菜子選手(中京大)が2連続3回転、世界ジュニア選手権王者の宇野昌磨選手(愛知・中京大中京高)が4回転のジャンプで盛り上げた。

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2015年4月7日のニュース