第１サーブ確率７０％　強化の効果で今季２度目の１時間切り

試合に勝利しガッツポーズする錦織
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メキシコ・オープン男子シングルス２回戦 錦織圭　６―１　６―３　盧彦勲

（2月25日 メキシコ・アカプルコ）
　錦織の２回戦の第１サーブの確率は７０％で、強風で苦しんだ１回戦の５８％から大きく確率を上げた。昨年準優勝した全米オープンでも１回戦から４９％、６１％、４８％、５６％、５８％、５８％、決勝で５２％と決して高いとは言えない数値だった。サービスゲームを効率よくキープするには第１サーブが重要で、昨季は１時間を切る試合はわずか１試合にとどまったのが、一転、今季はこれで２試合目。着実にオフにサーブを強化した効果が表れている。

　今季の錦織はここまで３セットマッチ（ブリスベン国際、メンフィス、メキシコ）を９試合戦い、ストレート勝ちはこれで５回目。フルセットの成績は３勝１敗となっている。なお、フルセット（５セットマッチ含む）通算成績は７１勝１９敗で勝率・７８９でランキング１位にいる。