錦織「2セットで勝ててうれしい」 自己最高の世界4位へ王手

[ 2015年2月27日 11:34 ]

男子シングルス準々決勝で勝利し、ガッツポーズする錦織圭
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 テニスのメキシコ・オープンは26日(日本時間27日)、メキシコのアカプルコで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング5位の第1シード、錦織圭(25=日清食品)は世界33位で第5シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(26=ウクライナ)に6―4、6―4でストレート勝ち。ベスト4進出を決め、出場2大会連続優勝へまた一歩近づいた。

 59分で世界61位の盧彦勲(31=台湾)を一蹴した2回戦から一転。この日は気温29度の中の消耗戦で、1時間40分を費した。錦織は第1セット、4―4からの第9ゲームで相手のミスを誘ってブレークして流れをつかむと、第2セットも主導権を渡さず、第5ゲームをブレークして快勝した。

 錦織はこれまでツアー通算8勝で、女子のクルム伊達公子(44=エステティックTBC)と並んで日本選手最多だったが、今大会で優勝すれば単独最多となる。また、26日のドバイ・オープン準々決勝で世界3位のアンディ・マリー(27=英国)が敗退したため、錦織が今大会で決勝進出した時点で自己最高の世界ランク4位になることになった。

 ▼錦織圭の話 第1セットの第1ゲームをブレークできたことで、リラックスしてプレーできた。2セットで勝てたのはうれしい。次もタフな試合になる。

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