葛西「いつもの悪い癖が出た」最終種目の団体に気持ち切り替え

[ 2015年2月27日 05:11 ]

男子個人ラージヒルで11位に終わった葛西(AP)

 ノルディックスキーの世界選手権第8日は26日、スウェーデンのファルンで行われ、ジャンプ男子ラージヒル(HS134メートル、K点120メートル)でソチ冬季五輪銀メダリストの葛西紀明(土屋ホーム)は11位に終わり、6大会ぶりの個人メダルを逃した。1回目に129・5メートルで7位につけたが、2回目は119・5メートルで合計227・3点だった。

 セベリン・フロイント(ドイツ)が134メートル、135・5メートルの268・7点で圧勝した。小林潤志郎(雪印メグミルク)が13位と健闘、ノーマルヒル5位の竹内択(北野建設)は24位、伊東大貴(雪印メグミルク)は28位に終わった。

 ▼葛西紀明の話 2本目は(踏み切りの)タイミングが遅れた。いつもの悪い癖が出た。あと1試合しかないので、みんなでもう一回力を合わせてメダルを取りにいかないといけない。

 ▼伊東大貴の話 テクニック的には問題なかった。条件が厳しすぎて話にならない。今季一番(風が)荒れている試合かもしれない。運が悪いとしかいえない。

 ▼小林潤志郎の話 2本目は風も良かったけど、1本目の改善点を修正して飛べた。トップ15に入れたので、次のワールドカップではトップ10に入りたい。

 ▼竹内択の話 完全に風にやられた。自分に(悪い条件が)当たるとは思わなかった。内容はそんなに悪くない。こういう風だと(団体は)どこが勝つか分からない。(共同)

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2015年2月27日のニュース