渡部暁は9位 スキーW杯複合個人第9戦

[ 2015年1月18日 00:42 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は17日、オーストリアのゼーフェルトで個人第9戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は9位だった。

 3日間の総合成績を争う方式「トリプル」の第2戦を兼ね、第1戦のゴール時のタイム差によってこの日の前半飛躍(HS109メートル、K点99メートル)の得点が差し引かれた。16日に優勝者と35秒3差の14位だった渡部暁は8・8点が減点され、首位と1分12秒差の11位で臨んだ後半距離(10キロ)で二つ順位を上げた。

 エリック・フレンツェル(ドイツ)が第8戦に続いて今季4勝目を挙げ、通算20勝とした。

 加藤大平(サッポロノルディックク)は23位、湊祐介(東京美装)は40位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は42位だった。ジャンプの着地で転倒した渡部善斗(北野建設)は距離を途中棄権した。

 ▼渡部暁斗の話 9位は残念というか納得できる順位でない。トップ3を追うだけの力がなかった。ただ差は詰められた。(トリプルの)最終日にまだチャンスはあると思う。(共同)

続きを表示

2015年1月18日のニュース