錦織に熱視線!マリーが警戒“優勝候補”地元紙も1面で特集

[ 2015年1月18日 05:30 ]

全豪オープンに向け、練習で笑顔を見せる錦織

 テニスの4大大会今季初戦となる全豪オープンは19日、オーストラリア・メルボルンで開幕する。第5シードの錦織圭(25=日清食品)は優勝候補の一角として注目が高まってきた。17日は有力選手が次々に会見し、錦織を要警戒選手に挙げた。

 4大大会2度優勝のアンディ・マリー(27=英国)は「脅威となりそうな選手は?」と聞かれ「昨年ブレークした若い選手なら錦織、ディミトロフ、ラオニッチだ」と答えた。ブックメーカー・ウィリアムヒル社の優勝予想では世界1位のジョコビッチ(1・91倍)、フェデラー(6・5倍)、ナダル(9倍)、A・マリー(10倍)に続き、錦織はワウリンカと並んで5番手の15倍だ。地元紙エージは1面で「日本の特別なケイ」という見出しで日本でのフィーバーぶりを紹介した。

 錦織はこの日、屋外コートでフアン・モナコ(30=アルゼンチン)と練習した。ニコラス・アルマグロ(29=スペイン)との1回戦は大会2日目の20日に組まれる予定。モナコはクレーコートを得意とする元トップ10選手で、スタイルもレベルもアルマグロ対策にもってこい。初の4大大会制覇へ、錦織のペースが徐々に上がってきた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年1月18日のニュース