バウマン事務総長が記者会見「6月までに仕事終える」

[ 2014年12月18日 13:18 ]

 日本バスケットボール協会が国際連盟(FIBA)から無期限の国際試合出場停止処分を受けた問題で、FIBAのバウマン事務総長が18日、東京都内で記者会見し、協会改革を主導する7、8人のタスクフォース(特別チーム)の初会合が来年1月末になるとの見通しを示し、「6月までにすべての仕事を終えることを目指す」と語った。

 来年の2016年リオデジャネイロ五輪予選までに処分を解除できるかどうかについては「難しい仕事だが、不可能ではない」と述べた。

 FIBAは、日本協会が国内男子のナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグを統合できないことなどを問題視し、国内統括団体の機能を果たしていないとして11月26日に異例の厳しい処分を発表。同事務総長は「痛みを伴うが(東京五輪がある)20年の選手のため、必要な基盤をきちんと構築する必要がある」と述べた。

 NBLとbjリーグの統合では、両リーグが別々にリーグ戦を実施し、優勝チームなどによる王座決定戦を行うような形態を、移行措置として認める考えを示した。統合されたリーグは企業とプロチームが混在する形でも構わないとした。

 バウマン事務総長は特別チームの人選など、情報収集のために16日に来日。下村博文文部科学相や日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長らと会談し、改革への協力を求めてきた。

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2014年12月18日のニュース