東海大1年・川端“村沢2世”襲名だ!花の2区デビュー濃厚

[ 2014年12月18日 05:30 ]

夕日を背にVサインの東海大・川端

 1年生が流れを引き寄せる。箱根駅伝に出場する東海大が17日、神奈川県平塚市内で会見を行った。世界ジュニア選手権5000メートル日本代表の川端千都(かずと、1年)は“花の2区”での箱根デビューが濃厚で「これから世界で強い選手と戦っていくことを考えると、エースがそろう2区で出たい意識はある」と力を込めた。

 1年生で2区起用となれば、同大では10年大会の村沢明伸(現日清食品)以来。中学では硬式野球、高校から陸上長距離に転身したルーキーは「2区であれば68分台。後半に上りがあるので、粘っていければ」とイメージを膨らませる。両角監督は「つなぎの2区」と前置きしながらも「エントリー選手で1年生で1万メートル28分台は川端だけ」と期待を寄せた。

 全日本大学駅伝ではエースが集う2区8位と健闘。「入学するまでは箱根で勝ちたい意識はなかったが、全日本で(シード権を獲得し)勝つ喜びを味わえたので、勝ちたいと思うようになった」。東海大は13年大会でまさかの予選落ちとなり、今年は13位。「最強の脇役として、湘南の暴れん坊が一暴れしたい」と指揮官。ルーキーの快走が鍵を握る。 

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