福島知事が要望 東京五輪の予選を福島で

[ 2014年12月16日 17:21 ]

 福島県の内堀雅雄知事は16日、東京都庁で舛添要一知事と会談し、2020年東京五輪の競技で、予選の一部を同県で開催できるよう要望した。

 会談後、内堀知事は報道陣に「20年五輪の年は、東日本大震災や原発事故から10年目に当たる。福島がここまで復興したということを見てもらうためにも、一つの目標が必要だ」と説明。既存施設の活用を前提としたが、具体的な競技名は言及しなかった。

 一方、舛添知事は同日の記者会見で、サッカーなどの予選がある競技を念頭に「福島や東北でやるということは十分考えられる」との考えを示し「東北が復興したと世界に示す大会と位置付けている。できるだけの協力をしたい」と述べた。(共同)

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2014年12月16日のニュース