風邪で点滴4本も…マニング不屈!ブロンコス4季連続地区V

[ 2014年12月16日 05:30 ]

ブロンコスを地区優勝に導いたマニング (AP)

 NFLのAFC西地区首位のブロンコスは敵地サンディエゴでチャージャーズを22―10で下して4連勝。QBペイトン・マニング(38)が風邪で点滴を受け試合に臨むという非常事態に追い込まれたが、2試合を残し4季連続地区優勝を決めた。同東地区ではペイトリオッツが6季連続、同南地区ではコルツが2季連続の地区優勝。NFCでは11日にラムズに勝って11勝3敗としていたカージナルスのプレーオフ進出が決まった。

 ブロンコスは地区優勝が懸かった大事な一戦でマニングが風邪でダウン。4本の点滴治療を受けてフラフラになりながらスタジアムにたどり着いた。「楽しい夜じゃなかった。ずっと気分が悪かった」とプレーに精彩はなく、第2Qには右太腿を負傷。後半開始直前まで治療を受けるなど、悪夢のような一日となった。それでも20回のパスで14回を成功させ(233ヤード、1TD)、インターセプトは0。フォックス監督は「あの体調でよく踏ん張ってくれた」とマニングの奮闘を称賛し、RBアンダーソンも「敵と自分の両方と闘っていた」と38歳のベテランの気力に舌を巻いていた。

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2014年12月16日のニュース