不調どこへやら…東京は1年鄭多仁がV!得意の小技光った

[ 2014年11月5日 05:30 ]

優勝した鄭多仁

平成26年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会予選東京大会

(11月4日 茨城県つくばみらい市 取手国際ゴルフ倶楽部=6469ヤード、パー72)
 東京は鄭多仁(ヂョン・ダイン=明大中野1年)と吉田歩生(かえつ有明2年)が3アンダーの69で並んだが、後半のスコアが優先されるマッチング方式により鄭が優勝。埼玉は坂本雄介(埼玉栄1年)が64の好スコアで2位に9打差をつけた。東京はシード選手を除く上位42人、埼玉は同じく16人が12月の関東大会(千葉・一の宮カントリー倶楽部)への出場権を手にした。

 東京予大会優勝の鄭多仁は「きのうまでドライバーが悪く、予選を通れれば…、と思っていたので」と信じられない様子。1Wの飛距離は250ヤード前後と平均的だが、得意のショートアイアン、アプローチが好調でパー5で3バーディーを奪った。

 小学3年でゴルフを始め、中学からゴルフ部のある明大中野に進学。部活以外に自宅のある川口市の練習場で2時間打ち込んでいる。高校での目標は全国大会と日本ジュニア出場。今夏は関東大会で涙をのんでおり「何とか瀬田(全国大会)に行きたい」と訴えた。

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2014年11月5日のニュース