“和製ボルト”飯塚で16年ぶり金!400リレー後“専門外”激走

[ 2014年10月3日 05:30 ]

<4×400メートルリレー>金メダルを獲得し笑顔の(左から)加藤、飯塚、藤光、金丸

仁川アジア大会第14日

(10月2日)
 “和製ボルト”が激走だ。陸上男子1600メートルリレーで金丸―藤光―飯塚―加藤の日本が、3分1秒88で98年バンコク大会以来、16年ぶりにアジア王座を奪回した。

 飯塚は銀メダルだった男子400メートルリレーで2走を務めたわずか35分後、専門外の400メートルを駆けた。

 「疲労がたまっている感じはしたけど、行くしかない。気持ちを込めて(アンカーの)加藤目掛けて走った。こういう形で貢献できてうれしい」と笑みを浮かべた。

 飯塚は世界記録保持者のボルト(ジャマイカ)が制した世界ジュニア選手権の200メートルで10年に金メダルを獲得。今大会は専門の200メートルでメダルを狙っていたが、4位に終わった。「しっかり個人種目で(メダルを)獲れれば良かったけど…」と振り返ったが、専門外の種目で悔しさを晴らした。

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