1秒差届かず…松村「最後勝とうと思ったが…力不足でした」

[ 2014年10月3日 12:20 ]

男子マラソンで2時間12分39秒の2位でゴールする松村康平。上は3位の川内優輝。右は優勝したバーレーンのハサン・マフブーブ

仁川アジア大会第15日

(10月3日)
 松村康平(27=三菱重工長崎)はマハブーブ(バーレーン)とのトラック勝負に持ち込んだが、最後まで余裕の走りを見せた相手に1秒差届かず銀メダル。レース後は「あそこまでもつれ込んで、最後本当に勝とうと思ったんですけど力不足でした」と振り返った。

 「コースに変化があったので惑わされないように、自分の走りでいこうと思っていた」と終始クールな表情を崩さず先頭集団でレースを進めた松村。18キロでは前を行くノ・シワン(韓国)が転倒して松村の前に転がる場面もあったが、巻き込まれることなく冷静な走りを見せた。

 1人また1人と遅れ、最後は松村と川内優輝(27=埼玉県庁)、マハブーブによる勝負に。競技場に入ったところで川内が大きく遅れ、松村は前を行くマハブーブを必死で追ったがあと一歩届かなかった。それでも「目標には届かなかったが、自分の力はある程度出せたと思う」と手応えを語り、「次はしっかりと作り直してやっていこうと思います」と次のレースに目を向けた。

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