伊達組 “凱旋”試合飾れず、日本勢姿消す 東レPPO第3日

[ 2014年9月18日 05:30 ]

東レPPOダブルス1回戦でポイントを奪われたクルム伊達(左)、ストリコバ組

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第3日は17日、東京・有明テニスの森公園でダブルス1回戦などが行われ、全米オープン4強のクルム伊達公子(43=エステティックTBC)、バルボラ・ストリコバ(28=チェコ)組は、ドミニカ・チブルコバ(25=スロバキア)、キルステン・フリプケンス(28=ベルギー)組に3―6、5―7で敗れた。これで今大会の日本人選手はシングルス、ダブルスともに姿を消した。

 全米オープン4強の“凱旋”試合にファンの期待も高かったが、粘りが利かずにストレート負け。クルム伊達は「フリプケンスのペースにはまった。強打、強打だけではなく、柔らかいタッチもありペースを落とされた」と敗戦を受け入れた。前日のシングルスで右股関節を痛め、アイシング、炎症止めなどで必死の治療。起床時には「痛みはゼロに近かった。プレーに影響はなかったと思う」と話したが、1勝が遠かった。現時点で今大会が最後のコンビだが、ストリコバは「今後も組みたい。大きな可能性がある」とペア継続に前向きだった。

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2014年9月18日のニュース