日馬富士 「右眼窩内壁骨折」で手術なら全治3カ月

[ 2014年9月18日 19:18 ]

大相撲秋場所5日目

(9月18日 東京・両国国技館)
 大相撲の東横綱日馬富士(30)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=は秋場所5日目の18日、日本相撲協会に「右眼窩内壁骨折」との診断書を提出して休場した。4日目の嘉風戦で相手の頭が右目付近に激しく当たった際に負傷した。

 手術をしない場合は全治1カ月、手術をした場合は全治3カ月で、今後の経過を見て手術するかどうか判断するという。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると、目の奥からの出血が続き、腫れている。当面は入院しないといい、同親方は「どれくらいで血が引くかは分からない。早く止まって治療法が決まれば、本人も少しは落ち着くだろう」と話した。

 日馬富士は嘉風戦でまげをつかんで反則負けし、今場所の初黒星を喫した。休場は全休した1月の初場所以来で4度目。5日目の対戦が組まれていた大砂嵐は不戦勝となった。

 北の湖理事長(元横綱)は「頭で当たる方だから(けがは)仕方ない。相撲を取るのが怖くならないように、しっかり治して出てきてほしい」と思いやった。

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