京都・宇治で中2の頭に砲丸当たる、2週間のけが

[ 2014年6月28日 20:15 ]

 28日午前9時半ごろ、京都府宇治市五ケ庄三番割の市立黄檗中のグラウンドで、陸上部に所属する3年の男子生徒(14)が練習中に投げた砲丸が、2年の男子部員(14)の左側頭部に当たった。宇治署によると、男子部員は救急搬送され、頭を切るなど約2週間のけがを負った。

 同署によると、当時、顧問は不在で、代わりの男性教諭(61)がグラウンドにいたが、離れた場所で別の練習を見ていた。

 砲丸は重さ約5キロ。事故当時、男子部員は自分が投げた砲丸の距離を測定していた。

 黄檗中の林口泰之教頭(48)は「投げた生徒に責任はない。重大事故が起こりやすい砲丸の練習で、安全指導を徹底できなかったことに責任を感じている。再発防止に努める」と話した。

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2014年6月28日のニュース