東京五輪調整委員会 IOC競技場変更に理解示す

[ 2014年6月28日 05:30 ]

 20年東京五輪・パラリンピックの準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会が27日、大会組織委員会との3日間にわたる第1回会議を終えて都内で記者会見した。調整委のジョン・コーツ委員長は競技会場計画の見直しについて「カヌー・スラロームは別の場所に見通しが立ったと聞いた。早い段階から改善することは非常に重要」と前向きに話した。

 また、ラグビー7人制の日程が2日間から延びる可能性があり、その場合は予定している新国立競技場の会場変更を含めた検討が必要との認識を示した。

 IOCのジルベール・フェリ五輪統轄ディレクターは「コンセプトは重要だが、競技会場の持続性や予算も重要」と話し、コンパクト五輪の概念に変更があることにも理解を示した。会場や競技日程についてはIOCに基本計画を提出する来年2月までに決める予定になっている。

続きを表示

2014年6月28日のニュース