快進撃ストップ…大砂嵐 詰めの甘さ悔やむ「もったいない」

[ 2014年3月17日 05:30 ]

遠藤(右)に敗れ、連勝が止まった大砂嵐

大相撲春場所8日目

(3月16日 ボディメーカーコロシアム)
 全勝の両横綱に並走していた大砂嵐に土がついた。遠藤を追い込みながら土俵際の突き落としで、わずかに早く体が落ちた。際どい勝負。それでも「俺が先に落ちていた」と軍配に素直に従った。立ち合いは互角。思い切り当たって右上手を引き、チャンスと見て焦ってしまった。支度部屋では「もったいない。最後は腰を下ろしてドーンといけばよかった」と悔しがった。一方で遠藤の相撲を「うまい。柔らかい」と敬意も払った。

 連勝は止まったが、前半を7勝1敗。新入幕の九州場所で「怖い」といっていた幕内の土俵にも慣れ、力を発揮している。「荒れる」と言われる春場所の、主役候補であることに変わりはない。

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2014年3月17日のニュース