沙羅 W杯シーズン最多14勝 男子シュリーレンツァウアー超え

[ 2014年3月17日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第17戦

(3月15日 スウェーデン・ファルン=HS100メートル、K点90メートル)
 2季連続の個人総合優勝を決めている高梨沙羅(17=クラレ)は、90.5メートル、91メートルの228.0点で連勝を自己最長の6に伸ばし、今季14勝目(通算23勝)。男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(24=オーストリア)が08~09年シーズンにつくった、シーズン13勝のジャンプW杯最多勝記録を塗り替えた。

 悪天候でスタートが2時間遅れたが、高梨は「その都度その都度、自分のスイッチを入れるようにした」と動じない。2本ともK点越えジャンプをそろえ「風の影響でかなり待たされたが、最低限のことはできた。しっかりと(試合に)合わせられた。とても大きな収穫」と手応えを口にした。

 来年の世界選手権が開催されるファルンで、シュリーレンツァウアーが27試合でつくった13勝の記録をわずか17戦で更新。最終戦でさらに勝利を積み上げる。

続きを表示

2014年3月17日のニュース