桐生「タイムも髪も伸ばしたい」

[ 2014年3月5日 05:30 ]

世界室内陸上に出発する桐生

 陸上男子短距離の桐生祥秀(18=京都・洛南高)が世界室内選手権(7~9日、ポーランド・ソポト)に向けて成田空港発の航空機で出発した。60メートルに出場予定で「決勝進出が目標。日本記録を出さないと」と語った。

 日本記録は97年の朝原宣治の6秒55で、桐生は2月9日に6秒59の室内日本ジュニア新をマーク。現段階のエントリー49選手中、自己ベストは14位タイとなっている。昨年6月のダイヤモンドリーグ(英・バーミンガム)、同8月の世界選手権(モスクワ)はいずれも予選敗退。3度目の世界舞台へ「これまで(世界の大会では)1回走って終わりだったので、ラウンドを重ねたい」と訴えた。トレードマークだった丸刈りから少し髪が伸び「タイムも髪も伸ばしたい」とニンマリ。東洋大での“大学デビュー”前に東欧の地で結果を残す。

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2014年3月5日のニュース