松山 大会後左手首精密検査へ 一時帰国で体調面整える

[ 2014年3月5日 05:30 ]

左手首精密検査のため大会終了後に一時帰国する松山

世界ゴルフ・キャデラック選手権

(3月6日 米フロリダ州・トランプ・ナショナル・ドラル)
 世界ゴルフ選手権シリーズ、キャデラック選手権は6日、米フロリダ州マイアミのトランプ・ナショナル・ドラルで開幕する。前戦を左手首痛で途中棄権した松山英樹(22=LEXUS)は3日、練習場で調整。今大会後に一時帰国し、日本国内で精密検査を受けることを明かした。

 正午ごろにコース入りした松山は練習場でアプローチを入念に確認した後、ウエッジやアイアンを中心に黙々とクラブを振り続け、最後に再び練習グリーンへ向かうと、今度はパットを確認した。計5時間の練習を終え、「良い練習ができた」とにっこり。左手にはテーピングが施され、ショット練習ではやや力を抑えているようにも見えたが、本人は「痛かったら打てないですよ。大丈夫」と回復をアピールした。

 大会後は20日の東北福祉大の卒業式に出席するため帰国。月末に再渡米するまでの間に体の精密検査を受けることになった。同大ゴルフ部の阿部靖彦監督は「昨年はケガや体調不良が長引いたので、このタイミングで一度検査することになった」と説明。4月のメジャー第1戦、マスターズ(米ジョージア州オーガスタ)に向けて体をくまなくチェック。万全の態勢を整える。デ

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2014年3月5日のニュース