男子1600メートルリレー 日本は決勝に進めず

[ 2013年8月16日 00:24 ]

 陸上の世界選手権第6日は15日、モスクワで行われ、男子1600メートルリレーは予選1組で山崎謙吾(日大)、金丸祐三(大塚製薬)、広瀬英行(富士通)、中野弘幸(愛知陸協)の日本は3分2秒43の4着で落選した。

 アジア選手権の結果を受けて、7月に追加派遣を決めた男子1600メートルリレーの日本は2003年パリ大会以来の決勝進出を逃した。第2走者の金丸は「悔しい。世界との差をつめないといけないと感じた」と唇をかんだ。

 第1走者の山崎は上位争いに絡みながらリレー。一度は5番手に落ちた金丸は直線で4番手に上がり、第3走者の広瀬、ロンドン五輪に続いてアンカーを務めた中野が順位を守ったが及ばなかった。

 前回大会に続いて個人の400メートル代表を金丸しか送り出せず、層の薄さが響いた。

 ▽山崎謙吾の話 ユニバーシアードで前半からスピードに乗る必要があると分かったので、意識した。今回の結果はショックだが、個人でA標準を破るぐらいにならないと、と思っ

 ▽広瀬英行の話 決勝に残りたかった。3分1秒台前半あたりが決勝進出ラインだと考えていた。自分が中盤に失速してしまったことが悔やまれる。

 ▽中野弘幸の話 ロンドン五輪では無理に前の選手について失敗した。焦らず自分の走りに徹したが、今の実力を痛感させられた。

 ▽金丸祐三の話 日本記録を狙っていたので悔しい。この結果を胸に秘めて、一段階、二段階と成長していかないといけない。(共同)

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2013年8月16日のニュース