沙羅悔し5位 出遅れを取り戻せず「調子の悪さが出た」

[ 2013年8月16日 06:00 ]

1回目を終え、険しい表情で引き揚げる高梨

ノルディックスキーGPジャンプ女子個人第2戦

(8月15日 クーシュベル=HS96メートル、K点90メートル)
 高梨は出遅れを取り戻せずに5位に終わった。14日の混合団体は全選手中2番目の高得点を挙げてチームを2位に導き、この日も競技直前の試技で好調なジャンプを見せていたが、1回目は88・5メートルで9位。「調子の悪さが出た。踏み切るタイミングが早くてロスしてしまった」と課題の着地もピタリと決まらず険しい表情が浮かんだ。2回目は「いい感触だった」と96メートルを飛んで盛り返したものの、飛び出し時の姿勢など試行錯誤が続き、第1戦に続いて優勝はお預けとなった。

 ▽ジャンプ混合団体最終戦 (1)ドイツ965・8点(2)日本961・6点(伊藤有希115メートル、124・5メートル、渡瀬雄太133・5メートル、123メートル、高梨沙羅130・5メートル、125・5メートル、竹内択114メートル=転倒、123・5メートル)

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2013年8月16日のニュース