IOC委員、3日に4人増…20年五輪都市決定時は104人

[ 2013年7月3日 08:55 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は2日、スイスのローザンヌで理事会を開き、昨年のロンドン五輪で行われた選手委員選挙で当選した射撃女子のダンカ・ベルテコバ氏(スロバキア)ら4人のIOC委員就任式を、3日の臨時総会で行うことを決めた。

 東京が招致を目指す2020年夏季五輪の開催都市を決める9月7日の総会(ブエノスアイレス)で、投票権を持つ委員が104人となる見通しとなった。ただしロゲ会長や招致都市の当該国委員は投票に参加しない。

 4人は昨年8月の総会で委員に就任する予定だった。だが当選無効とされた陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えたため、手続きが遅れていた。

 IOC新委員候補にはロシア・オリンピック委員会のアレクサンドル・ジューコフ会長、米国オリンピック委員会のラリー・プロブスト会長ら9人を選んだ。昨年の選手委選挙で落選した陸上男子走り高跳びのステファン・ホルム氏(スウェーデン)や男子マラソンの元世界記録保持者ポール・テルガト氏(ケニア)も入った。9月10日の総会で正式に決まる。(共同)

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2013年7月3日のニュース