さすがです 吉田 伊調は2年ぶりV レスリング世界代表確実

[ 2013年6月16日 19:19 ]

試合終了の瞬間、ホッと息をつく吉田(右)は悔しそうな表情(左は村田)

 レスリングの世界選手権(9月・ブダペスト)代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権最終日は16日、東京・代々木第二体育館で行われ、五輪3連覇を達成した女子55キロ級の吉田沙保里と63キロ級の伊調馨(以上ALSOK)が2年ぶりに優勝し、代表入りを確実にした。

 世界選手権と合わせ、13大会連続世界一の吉田は決勝で村田夏南子(日大)を終了間際に逆転し、前身の全日本女子選手権を含めて11度目の優勝。昨年のロンドン五輪以来の実戦となった伊調は3試合連続でテクニカルフォール勝ちした。

 男子のフリースタイル60キロ級は18歳の高谷大地(拓大)が初優勝したが、プレーオフで前田翔吾(クリナップ)に敗れて代表入りを逃した。グレコローマンスタイル96キロ級は斎川哲克(両毛ヤクルト販売)が制して代表となった。

 1ピリオド(P)3分の2P合計ポイントで争う新ルールで行われ、男子は昨年の全日本選手権と今大会の優勝者が異なる場合にプレーオフで代表を決めた。

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2013年6月16日のニュース