エディーってこんな人 日本人と日本ラグビーを最も知る外国人監督

[ 2013年6月16日 06:00 ]

ウェールズを撃破し、喜びを語るジョーンズ・ヘッドコーチ
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リポビタンDチャレンジ第2戦 日本23―8ウェールズ

(6月15日 東京・秩父宮ラグビー場)
 ジョーンズ監督は、日本人と日本ラグビーを最も知っている外国人監督といえる。

 オーストラリア人だが、母が日本人と米国人のハーフで、妻が日本人。現役時代に目立った実績はなく、指導者の道は妻の縁で東海大でスタートさせた。

 サントリーのコーチを経て母国に戻ると才能が開花。クラブチーム監督として世界最高峰といわれる南半球のリーグ戦「スーパーラグビー」を制し、01年にはオーストラリア代表監督に就任。03年W杯準優勝に導いた。

 サイズを優先し、外国人を多用したカーワン前監督の後を受けて日本代表監督に就任すると「日本人だけの代表」を目標に掲げた。体格差を埋める筋力、運動量、仕事量をベースに、最終的に目指すのは日本人らしい攻撃ラグビー。「道のりは遠いが、方向性は間違っていない。私は日本のラグビーを変える使命を持っている」と話した。

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