国際レスリング連盟会長 五輪競技存続に自信 

[ 2013年5月29日 10:09 ]

インタビューに答える国際レスリング連盟のネナド・ラロビッチ会長

 国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長(セルビア)が28日、ロシアのサンクトペテルブルクで共同通信のインタビューに応じ、五輪の実施競技存続へ強い自信を示した。

 ――現時点の感触は。

 「われわれの競技が存続できるとの自信があるから、先ごろ会長に就いた。強力なチームをつくりあげたし、国際オリンピック委員会(IOC)理事会に対して、とてもいい説明ができると確信している」

 ――準備万端か。

 「できることは全てした。ルールを改正し、組織も近代的なものに改めた」

 ――理事会での説明の要点は。

 「われわれは間違いを犯した。それをまず認める。そして問題を改善したと伝える。さらに競技の伝統と歴史を強調する考えだ」

 ――日本では90万人以上が存続を求める署名をした。それを理事会で使う予定は。

 「今回は活用しないが、日本の署名運動は大変心強かった。われわれは、世界中から強力な支援を受けている」(共同)

続きを表示

2013年5月29日のニュース