日馬 両国での連勝止まる…親交あるホリエモンから厳しい言葉

[ 2013年5月14日 06:00 ]

<大相撲夏場所2日目>黒星にガックリの日馬富士

大相撲夏場所2日目

(5月13日 両国国技館)
 東京で強いはずの日馬富士が早くも崩れた。妙義龍に押し出され、年3度の東京場所では昨年5月の夏場所14日目以来の黒星で、連勝も32でストップ。敗戦のショックからか、支度部屋では「まあ流れで引いてしまった。張り手も流れだな。あしたからまた頑張ります」と壊れたテープのように、いつもと同じ敗戦の弁を繰り返した。

 この日は親交のあるホリエモンこと堀江貴文氏が観戦。まさかの敗戦に「ころっと負けやがって。せっかく応援していたのに残念です。波が激しいよ」と半ば怒り口調でまくしたてた。審判長として土俵下で見守った師匠の伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)も「立ち合いがダメ。金星(配給)は良くない」と渋い表情。過去5度の優勝は全て中日まで全勝だった。序盤の敗戦で2場所ぶりの賜杯は大きく遠のいた。

 ▼北の湖理事長(元横綱) 日馬富士は雑になりすぎた。押し込まれたから張りにいって、左の肘が上がって開いてしまった。いつも崩れるのは前半。前半乗り切らないと悪くなる。横綱として負けられない気持ちが不安になるのかな。

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