ウォリアーズ 延長制しタイに!カリー 左足首痛も22点

[ 2013年5月14日 06:00 ]

22得点の活躍を見せたウォリアーズのカリー

NBAプレーオフ地区準決勝

 NBA西地区6位のウォリアーズは地元オークランドで2位スパーズを延長の末に97―87で下して2勝2敗とした。第4Q残り4分48秒で8点を追う苦しい展開だったが、ここから粘り抜いて貴重な勝利を収めた。左足首痛を抱えながらプレーしたガードのステフェン・カリー(25)は22得点。新人フォワードのハリソン・バーンズ(20)が自己最多の26得点を挙げて傷ついた大黒柱をフォローし、延長ではチームで9連続得点を挙げて逃げ切った。

 この日の午前2時に母ソニヤさんから「ケガをしたことでイライラしないように。仲間を信頼しなさい」というメールを受け取ったウォリアーズのカリーは、患部の左足首に痛み止めの注射を打って出場。「チームの一員として何ができるのかを試された試合だった」とチャンスメーカーに徹して39分間、コートに立った。フィールドゴール試投数はバーンズの26本に対して15本。それでいて3点シュートは3本全て成功するなど、母の日にふさわしい“朗報”をソニヤさんに届けた。

 ≪ウォリアーズ歴史的勝利≫ウ軍が地区準決勝以降のシリーズで2勝を挙げたのは36年ぶり。3Qまでリードされながら勝利を収めたのは今プレーオフ(計4回)では初めて。

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2013年5月14日のニュース