女子代表新監督・南條新監督が抱負「風通し良い環境を」 

[ 2013年3月20日 21:20 ]

 暴力問題などで辞任した柔道女子日本代表の園田隆二前監督の後任に決まった南條充寿監督(40)は20日、東京・日本武道館での女子強化委員会後「チームワークを大事にし、風通しの良い環境をつくることが大事だ」と抱負を述べた。

 仙台大柔道部総監督でもある南條監督は女子ジュニアヘッドコーチから昇格。「園田監督が目指した方針は間違っていなかったが、方法論が間違っていたから問題が出た。私は女子の指導に限界を感じていない」と語った。任期は来年秋までだが、2016年リオデジャネイロ五輪まで指揮を執りたいとした。

 新たに就任した増地千代里女子強化部長(42)は「現場の風通しが良くなるように私が(幹部との)パイプ役になりたい」と意気込んだ。3人の子供を育てる増地部長は強化副委員長も兼務し「女性コーチを増やすのならば(育児面などの)支えが必要となる。そういう意見も言ってロールモデル(手本)として働きたい」と話した。

続きを表示

2013年3月20日のニュース