JX、5季連続16度目V トヨタを72―61で下す

[ 2013年3月20日 06:00 ]

5連覇を達成し、渡嘉敷と抱き合って喜ぶJX・吉田

バスケットボール女子Wリーグ

(3月19日 東京・代々木第2体育館)
 プレーオフ決勝(5回戦制)の第4戦を行い、JX(第1ラウンド1位)がトヨタ自動車(同2位)を72―61で下して3勝1敗とし、5季連続16度目の優勝を果たした。前半を39―25で折り返し、後半はトヨタ自動車の反撃を受けて第4Qに同点に追い付かれたが、最後に突き放した。

 JXは圧倒した前半から一変、後半は主導権を失って第4Qに57―57と追い付かれた。ここから精神力の強さがものをいった。吉田が冷静なゲームメークをすると、ベテラン大神がフリースローを決めるなど確実に得点を挙げて突き放した。吉田は「今年はチームを引っ張る立場で重圧もあった。タイトルがうれしい」と大きな喜びに涙した。全日本総合選手権では決勝でトヨタ自動車に敗れて5連覇を阻まれ、選手たちは雪辱を誓っていた。大神は「自分たちに挑戦できた。若い選手にとっても自信になる」と胸を張った。

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