全柔連・上村会長の後任…山下氏JOC理事に前向き

[ 2013年3月20日 20:49 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕理事(55)は20日、役員改選を6月に控える日本オリンピック委員会(JOC)の理事就任について「全柔連から正式に(打診が)あれば前向きに考えたい」との意向を明らかにした。JOC常務理事である全柔連の上村春樹会長は暴力問題などを理由に退任すると明言している。

 理事候補は各競技団体から推薦され、JOCへの提出締め切りは28日。山下理事は不祥事が続く柔道界の現状を重く受け止め「こういう時だからこそ、自分に何ができるのかを自問している。言葉だけではなく行動したい」と述べた。

 山下理事は1984年ロサンゼルス五輪無差別級で金メダルを獲得し、国民栄誉賞も受賞した。日本男子代表監督などを歴任し、現在は東海大副学長を務めている。

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2013年3月20日のニュース