田知本オール一本勝ちでV!緒方は2位 GSパリ大会最終日

[ 2013年2月11日 01:49 ]

78キロ超級 準決勝で韓国の選手(右)を攻める田知本愛

 柔道のグランドスラム・パリ大会最終日は10日、パリで男女計7階級を行い、女子78キロ超級の田知本愛(ALSOK)は、決勝でロンドン五輪金メダルのイダリス・オルティス(キューバ)に一本勝ちし優勝した。田知本は、全4戦オール一本勝ち。

 また、ロンドン五輪女子78キロ級代表の緒方亜香里(筑波大)は決勝でフランス選手に敗れ、準優勝だった。準々決勝では佐藤瑠香(コマツ)に優勢勝ちした。

 男子81キロ級は長島啓太(日本中央競馬会)が準決勝で敗れ、ロンドン五輪代表の中井貴裕(流通経大)は初戦の2回戦で敗退。同100キロ超級の七戸龍(九州電力)は準々決勝でロンドン五輪王者のテディ・リネール(フランス)に一本負け。昨年の全日本選手権覇者で90キロ級の加藤博剛(千葉県警)も準々決勝で負けた。

 佐藤、長島、七戸、加藤の4選手は3位決定戦を制した。

 今大会は脚取りを完全に禁じ、組み手で消極的な選手にすぐ指導が出る新ルールが試験導入されている。(共同)

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2013年2月11日のニュース