高梨「持っているものを出し切りたい」 W杯ジャンプ女子札幌大会

[ 2013年2月1日 15:36 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会は2、3日に宮の森(HS100メートル、K点90メートル)で個人戦2試合を行う。1日は公式練習と有力選手の記者会見を行い、今季4勝で総合首位を走る高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)は「調子は少し良くなかったが飛び慣れた台で最後に直せた。自分の持っているものを出し切りたい」と抱負を述べた。

 2連覇した世界ジュニア選手権から帰国後は札幌で調整。3回飛んだこの日は85メートル、91メートル、94メートルと距離を伸ばし、順位も3、2、1位と上げた。

 昨季総合女王で18歳のサラ・ヘンドリクソン(米国)は1回目92・5メートル、2回目92メートルと1位。前日に来日したばかりだが「満足のいくジャンプができた。少しでも遠くへ飛びたい」と意気込んだ。

 W杯女子の宮の森開催は初めて。日本勢は他に伊藤有希(北海道・下川商高)渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)平山友梨香(北翔大ク)小浅星子、茂野美咲、竹田歩佳(以上ライズ)葛西賀子(日本空調)松橋亜希(東海大)が出場する。

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2013年2月1日のニュース