内村が体操世界選手権代表に 実績評価、五輪に続き優遇

[ 2013年2月1日 22:13 ]

世界選手権代表に選出された内村航平

 日本体操協会は1日、東京都内で開いた常務理事会で体操の世界選手権(9、10月・アントワープ=ベルギー)男子代表選考基準を承認し、個人総合4連覇が懸かる内村航平(コナミ)を代表に決めた。実績を評価するとともに、ケガからの回復を優先させる優遇措置という。内村は金メダルに輝いたロンドン五輪でも1人だけ異例の早さで代表入りした。

 個人総合の代表は2枠で、もう1人は5月の全日本選手権と6月のNHK杯(ともに東京)の総合成績でトップの選手となる。4人が選ばれる種目別代表の選考には初めて派遣標準得点を採用し、6月の全日本種目別選手権(東京)で最終的に決まる。

 新体操の世界選手権(8、9月・キエフ)に団体の日本代表候補と個人の皆川夏穂、早川さくら(ともにイオン)を出場させることも決まった。

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2013年2月1日のニュース