田辺コーチが監督を代行 柔道女子の欧州遠征

[ 2013年2月1日 11:29 ]

 柔道日本女子代表の園田隆二監督(39)が暴力行為とパワーハラスメントを告発されて辞意を表明した問題で、グランドスラム・パリ大会(9、10日)などの欧州遠征は同五輪代表の田辺勝コーチ(40)が指揮を執ることが1日、分かった。全日本柔道連盟(全柔連)関係者が明らかにした。監督代行のポストは置かないという。

 ロンドン五輪で女子重量級担当を務めた田辺コーチは12日の出発予定を5日に変更し、グランプリ大会(23、24日・デュッセルドルフ=ドイツ)までチームを率いる。同コーチは今回の問題で園田監督らとともに戒告処分を受けた。

 全柔連によると欧州遠征メンバーに選ばれた選手に辞退者はおらず、既に出発したコーチを含む首脳陣も予定通り遠征に同行する。

続きを表示

2013年2月1日のニュース