サントリー 史上初の“完全制覇”へ小野「前に出る」

[ 2013年1月27日 06:00 ]

決勝へ向けて最終調整を行ったサントリーのSO小野晃征

 ラグビーのトップリーグ・プレーオフ決勝、サントリー―東芝戦は27日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる。史上初のリーグ戦から無敗での“完全制覇”を狙うサントリーは26日、府中市内のグラウンドで約40分間、最終調整を行った。

 誰よりもタイトル奪取に懸ける思いが強いのが日本代表SO小野晃征(25)だ。チームとしては2年連続3度目の優勝を目指しているが、今季サニックスから移籍したニュージーランド育ちの小野にとっては初の決勝の舞台。タイトルを懸けた試合はクライストチャーチボーイズ高3年時の全国大会決勝(同点で優勝)以来で「日本一になるために移籍した。この1年間の経験を生かしたい」と意欲を見せる。準決勝の神戸製鋼戦ではミスもあって前半33分で途中交代する悔しさも味わった。「チームがいい入りができるかどうかは自分の責任。シンプルに前に出ていきたい」と先発司令塔としての自覚も十分だ。

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2013年1月27日のニュース