白鵬 江戸が鬼門!?V逃し「悔しいといえば悔しい」

[ 2013年1月27日 06:00 ]

支度部屋でフッと息を吐く白鵬

大相撲初場所14日目

(1月26日 両国国技館)
 江戸が鬼門となってしまった。白鵬は年3度の東京場所に限れば11年秋に優勝して以来、賜杯から遠ざかっている。初場所でも、この流れを断ち切ることはできなかった。

 結び前の稀勢の里戦。「自分の相撲をしっかり取る」と集中して、相手をいなして崩してから、右を差して大関に何もさせずに寄り切った。しかし、東の控えで日馬富士の優勝を見届けることになった。ライバルが勝ち名乗りを受けると同時に花道を引き揚げ「悔しいといえば悔しいけど、あしたが残っていますから」と淡々と話した。

 場所前から「江戸で優勝」とこだわってきただけに、最後の意地は全勝Vの阻止しかない。横綱決戦に向け「きのう、きょうと流れのあるいい相撲が取れている。この2日間を思い出して臨みたい」としっかり前を向いていた。

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2013年1月27日のニュース